「2023年」通話専用アプリ不要の、格安SIM「MVNO」9社をまとめます。

通話専用アプリ不要 MVNO_格安SIM
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通話専用アプリ不要の、格安SIMを提供している「MVNO」は、どこなのか、まとめてみます。

「MNO」は、格安スマホに標準でインストールされている、アプリで通話可能です。同じように、専用アプリ不要で、電話がしたい。分かる範囲で調べてみました。MVNOの、専用アプリ不要事業者が、続々と増えています。

2023年4月1日以降、格安SIM最大手の「IIJmio」が、通話専用アプリ不要としました。

かけ放題で活躍_格安SIM「MVNO」の通話専用アプリ 不要

格安SIMを提供している、「MVNO」との契約で、困ったことがあります。

それは、「通話専用アプリ」から、電話をかける必要があると言うこと。

スマホに、最初からインストールされているアプリからでも、電話が出来ますが、割高だったり、かけ放題などの、通話オプションが、対象外だったりします。

そもそも、なぜ、通話専用アプリが必要か?

通話専用アプリが必要な理由

なぜアプリが必要かと言うと、各「MVNO」に振り分けている、「プリフィックス番号」を電話番号につける必要があるからになります。

格安SIMを提供している「MVNO」は、電話回線を、大手MNOから、借りているため、この番号が必要になります。

通話専用アプリは、この「プリフィックス番号」を、アプリ上で追加し、ユーザー自身で付けなくても良いようにしています。

MNOと、MVNOの違いが、浮き彫りになっているシステムなのです。

では、なぜ専用アプリが不要となるのか?

電話局側で「プリフィックス番号」を付与することにより、ユーザー個人として、付けなくてもよい、システムを、つくり上げたからになります。

現在、このシステムを使い、「通話専用アプリを不要」とした、格安SIM MVNO事業者は、9社になります。

通話専用アプリ不要のメリット

  • スマホに最初から入っている通話アプリに電話がかかってきた場合の、リダイヤル時は
  • 通話専用アプリへの電話帳の共有などは?
  • かけ放題に入っている場合、通話専用アプリを、使わなかったら、適用外です。

そんな不都合をなくし、大手MNOと同じように、スマホに最初から入っている通話アプリで、そのまま電話が出来ます。

当然、かけ放題や、そのほかの通話オプションなども、適用されます。

こんな、普通のことが、MVNOでは、出来ていなかったので、「通話」をメインで考えると、MNOを選ぶことしかできませんでした。

通話専用アプリ不要は、MVNOが、活躍できる、有力な武器になります。

通話専用アプリ不要の、格安SIM「MVNO」9社

「通話専用アプリを不要」とした、MVNO事業者は、下記になります。

これから、どんどん増えてくると予想しています。

  1. 2021年12月に、「イオンモバイル」「NUROモバイル」が、専用アプリ不要となりました。
  2. 2022年7月、「mineo」が、専用アプリ不要となっています。
  3. 2022年12月、「LIBMO」を、追加しました。
  4. 2023年4月1日より、MVNO格安SIM最大手の「IIJmio」が、通話専用アプリ不要としました。通話を、よく使う方にとっては、朗報です。選択肢が、また増えました。
  5. 2023年6月26日 OCNモバイルONEの、新規受付が終了です。

各社の特徴を検証してみます。

「OCNモバイル」の通話料金プラン

(追加)ドコモとNTTレゾナントが、2023年7月1日より、合併するため、2023年6月26日に、新規申込受付が終了します。

ドコモから、irumoプランが、発表されていますが、今後の、格安SIM「OCNモバイルONE」の動向は不明です。

ただ、既存ユーザーは、引き続きサービスを継続すると、アナウスされています。

音声SIM料金プラン

音声通信プランSIM
0.5GB550円 (2021年10月21日より)
1GB770円
3GB990円
6GB1,320円
10GB1,760円

オプション

  • 10分かけ放題オプション:935円
  • トップ3かけ放題オプション:935円
  • 完全かけ放題オプション:1,430円

完全かけ放題オプションキャンペーンを実施中:12か月間 1,100円 ( 2022年3月:キャンペーンは終了しています。復活を、願っています。)

特徴

2021年10月21日から、0.5GBが、追加されました。

上記と、かけ放題を組み合わせれば、2000円以下で、「かけ放題SIM」ができます。

5G対応スマホをお持ちの方は、5G通信にも対応。(申し込みが必要です)

5G通信と、専用アプリ不要で、大手MNOとの差が、一気に縮まった気がします。

キャンペーンで、完全かけ放題が、12か月間「1100円」となるので、さらに、安く仕上がります。

OCNモバイルの詳細は、下記で紹介していますので、参考にしてください。

「日本通信」の通話料金プラン

料金プラン

音声通信プランSIM価格詳細
合理的かけほプラン2,728円通話かけ放題
データ通信3Gまで無料
合理的20GBプラン2,178円通話70分/月まで無料
データ通信20Gまで無料
合理的みんなのプラン1,390円通話70分/月まで無料
データ通信6Gまで無料
合理的シンプル290プラン290円無料通話無し(オプション)
データ通信1GBまで無料
Wスマートプラン1,738円通話70分/月まで無料
データ通信3Gまで無料
オンライン健康管理付

特徴

通話時間+データ通信料で、料金プランは、5プランのみの格安のプランを提供しています。

電話メインか、データ通信メインか? 分かりやすいプラン構成になっています。

合理的プランは、プラン変更が可能です。

2022年1月に、合理的シンプル290プランが追加されました。その名の通り、基本料:290円になります。

データ通信量:1GB含む料金で、格安になっています。

Wスマートプランは、プラン変更が出来ないので、「オンライン健康管理」に、興味がない方は、合理的プランがお勧めです。

「日本通信SIM」の詳細は、下記で紹介していますので参考にしてください。

「JCOMモバイル」の通話料金プラン

料金プラン

音声通信プランSIM
1GB1.078円
5GB1,628円
10GB2,178円
20GB2,728円

オプション

  • 5分かけ放題オプション:550円
  • 60分/回 かけ放題オプション:1,650円

特徴

1回60分までかけ放題なので、実質、完全かけ放題と言えます。

1回の通話時間にもよりますが、5分内に、おさまるのであれば、「5分かけ放題」550円は、お得です。

「JCOMモバイル」の詳細は、下記で紹介していますので参考にしてください。

「HISモバイル」 の通話料金プラン

料金プラン

格安ステッププラン音声SIM
1GB590円
3GB790円
5GB1,190円
7GB1,490円
10GB1,790円

オプション

  • 5分かけ放題オプション:700円

特徴

HISモバイル

上記プランの他に、20GB:2,178円 「70分の無料通話付き」プランがあります。

月70分以内の通話におさまるのであれば、 20GB:2,178円 のプランがお得です。

HISモバイルの詳細は、下記で紹介していますので、参考にしてください。

「イオンモバイル」の通話料金プラン

新料金プラン

データー通信量月額料金価格
0.5GB803円
1GB858円
2GB968円
3GB1,078円
4GB1,188円
5GB1,298円
6GB1,408円
7GB1,518円
8GB1,628円
9GB1,738円
10GB1,848円
20GB1,958円

代表的な、料金プランのみ、記載してあります。

特徴

「通話料金:11円/30秒」で、他の「MVNO」と同じ金額です。

データー通信は、「0.5GB」から、「50GB」までプランがあります。

10GB までは、1GB刻みで、料金が設定されているので、自分に合った、データー容量を選ぶことができます。

最大の特徴として、オンライン以外にも、イオンショップで、契約が可能です。

「オンラインは、難しい」と思われる方にとっては、ハードルが下がるのではないでしょうか?

詳細は、下記記事で、紹介していますので、参考にしてください。

かけ放題オプション

  • 完全かけ放題:1650円
  • 10分かけ放題:935円
  • 5分かけ放題:550円

かけ放題オプションも、豊富です。ドコモ回線であれば、専用アプリ不要で、適応されます。

注意

ドコモ回線のみ、アプリ不要となっています。au回線は、今まで通り、アプリが必要なので注意してください。

「NUROモバイル」の通話料金プラン

新料金プラン

音声SIMプラン新価格
3GB バリュープラン792円
5GB バリュープラン990円
10GB バリュープラン1,485円
20GB NEOプラン2,699円

特徴

NURO Mobile

料金設定が、安いです。

NUROモバイルは、ソニーグループが、提供する「格安SIM」なので、安心感があります。それでいて、この価格設定なので、選択肢の1つに上げて良いと思います。

解約金、NMP転出手数料「0円」です。

NUROモバイル の詳細は、下記ブログで、紹介していますので、参考にしてください。

かけ放題オプション

10分かけ放題:880円

かけ放題価格も、他と比較すると、割安感があります。

キャンペーン

「Xperia 10 III Lite」のキャッシュバックキャンペーンを、実施中です。NEOプラント、バリュープラントで、キャッシュバック価格が違いますが、ソニーグループならではの、キャンペーンです。

注意

ドコモ回線のみ、アプリ不要でしたが、2022年4月より、ソフトバンク回線でも、アプリ不要が実現しました。

さらに選択肢が増えたことになります。

au回線は、今まで通り、アプリが必要なので注意してください。

「mineo」の通話料金プラン

「マイピタ」料金プラン

デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
価格
1GB1,298円
5GB1,518円
10GB1,958円
20GB2,178円

「マイソク」料金プラン

データー通信「使い放題」のプランになります。

ただし、下記条件があります。

  • 月~金の12時~13時は、最大32kbps
  • 混雑回避のための速度制限3日間で10GB以上利用時
マイソク価格
スタンダードプラン
最大1.5Mbps)
990円
プレミアムプラン
(最大3Mbps)
2200円

かけ放題オプション

  • 10分かけ放題:550円/月
  • 完全かけ放題:1,210円/月

mineoの特徴

mineoの最大の特徴は、「マイソク」プラン、データー使い放題になります。

平日の12時~13時までは、速度を落とされますが、他の時間帯は、最大1.5Mbps 使い放題で、990円です。

その他、現在、お得なキャンペーンを実施ていています。

  • かけ放題12か月割引
  • ホーダイホーダイ割(マイソクと、10分かけ放題が、割引されます)

キャンペーン情報を含め、mineoの詳細は、下記でまとめていますので、参考にしてください。

「LIBMO」の通話料金プラン

LIBMOは、2022年12月に、ドコモのエコノミーMVNOに、加わりました。

これにより、ドコモショップでも、契約できます。

プランは、下記のプランがあります。

  • なっとくプラン
  • ゴーゴープラン

なっとくプラン(音声SIM)

プランデータ容量料金
なっとくプラン(3GB)3GB980円
なっとくプラン(8GB)8GB1,518円
なっとくプラン(20GB)20GB1,991円
なっとくプラン(30GB)30GB2,728円

ゴーゴープラン

データー通信量かけ放題の種類料金
500MB5分かけ放題1,100円
500MB10分かけ放題1,320円
500MBかけ放題マックス1,980円

特徴

なっとくプランは、通常のプラン。

ゴーゴープランは、データー通信量:500MBに固定で、かけ放題を追加したプランで、通話をメインとしたいユーザー向けのプランになります。

面白い設定かと思います。

詳細は、こちらでまとめています。参考にしてください。

IIJmioの料金プランと特徴

IIJmioは、最大手の、MVNO格安SIM 事業者になります。

みおふぉんダイアルアプリが、2023年4月1日で、終了となり、通話専用アプリが無くなります。

音声SIM ギガプラン 月額料金

ギガプラン 音声SIM月額料金
2ギガプラン850円
5ギガプラン990円
10ギガプラン1,500円
15ギガプラン1,800円
20ギガプラン2,000円

2023年4月1日より、元々4Gプランが5GBに、8GBプランが、10GBに、パケットが増量されます。

価格は変わらず、パケット増量となるので、お得な情報となります。

通話定額 オプション価格

ふぁみおんダイヤル
通話定額オプション
オプション価格
5分かけ放題500円
10分かけ放題700円
完全かけ放題1400円

特徴

様々な指標で、顧客満足度No1 となっています。

IIJmio通話専用アプリ不要については、下記でまとめています。参考にしてください。

IIJmioは、スマホを安く提供している事でも有名です。スマホラインナップや、価格は、変わるものの、毎月 スマホセールを実施しているので、下記公式HPを、確認してみてください。

IIJmio公式HP

まとめ_通話専用アプリ不要の、格安SIM「MVNO」

格安SIMを提供している、「MVNO」、9社の、通話音声SIMの料金プランを、まとめてみました。

完全かけ放題を選んだ場合は、「OCNモバイル」が最安値となります。

通話はそこそこで、データ通信をメインであれば、日本通信の、「合理的20GBプラン」が、安いと思います。

通話がメインか、データー通信が通信が、メインなのか、自分の使い方に、合わせて、選んでみてください。

(追加)IIJmioがアプリ不要になります

MVNO格安SIM 最大手の IIJmioが、2023年4月1日より、アプリ不要となります。

同じ、MVNOでも、UQモバイルや、Yモバイルは、元々、アプリがありません。

大手MNO廉価プラン、ahamo、Povo2.0、LINEMO も、通話専用アプリはありません。

IIJmioの追加で、使い易くなった、MVNO格安SIMの、シェア拡大が、予想されます。

下記ブログで、格安プランの比較を行っています。参考にしてください。

(追加)OCNモバイルONE新規受付終了

OCNモバイルONEの、新規受付終了が、2023年6月26日で、終了します。

個人的に、メインのSIMとして、2年以上使っていたので、非常に残念です。

OCNモバイルONEの、新規受付終了の詳細を、下記でまとめています。参考にしてください。

何度も言いますが、この9社の最大のメリットは、専用の通話アプリ不要で、「かけ放題」オプションを利用できることです。

スマホに、標準で入っている「電話アプリ」を使えば、OK!!

今後、他の「MVNO」からも、同様の、「専用アプリ不要」が、出てくることが予想されます。

これからの、「MVNO」の動向に注目してみてください。

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