「モトローラ」が、「moto g60s」ブラジルやヨーロッパで2021年8月に発売
2021年4月に、インドで発売された、「moto g60」と比較してみます。
日本での発売は未定ですが、期待を込めて、スペックと特徴を検証してみます。
「moto g60s」
2021年8月から、ブラジルやヨーロッパで発売される「moto g60s」のスペックを検証してみます。最大の特徴は、プロセッサーに、MediaTek Helio G95を搭載しているところ。 「Qualcomm」のプロセッサーが、主流の中で、性能と価格を考慮しての、採用かと思われます。
価格は、下記の通りですが、参考に、2021年4月に、インドで発売された、「moto g60」の価格も、載せてみます。
- 「moto g60s」2499BRL(約5万3000円)
- 「moto g60」17999インドルピー(約2万6000円)

スペック仕様は、「moto g60」の方が、良いのですが、価格では、逆転しています。理由、仕組みは、分かりませんが、それぞれ、発売国が違うことも、理由の1つかもしれません。
日本での発売は、未定ですが、モトローラの「格安スマホ」は全般的に、純正「Android」を採用しており、且つ「DSDV」対応機種が多いので、日本でも受け入れられる端末が、多いと感じています。
是非、日本での発売も、考えていただきたいと思います。
「moto g60s」のスペック
項目 | moto g60s | moto g60 |
---|---|---|
プロセッサー | MediaTek Helio G95 | Snapdragon 732G |
OS | Android 11 | Android 11 |
メインメモリー | 6GB | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB | 128GB |
ディスプレイ | 6.8″ FHD+ | 6.8″ FHD+ |
解像度 | 2,460×1,080 | 2,460×1,080 |
リフレッシュレート | MAX:120Hz | MAX:120Hz |
アウトカメラ | 4眼 | 3眼 |
・メイン | 6,400万画素 | 1億800万画素 |
・超広角 | 800万画素 | 800万画素 |
・深度 | 200万画素 | 200万画素 |
・マクロ | 500万画素 | – |
フロントカメラ | 1,600万画素 | 3,200万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 6,000mAh |
NFC | 〇 | 〇 |
デュアルSIM | DSDV | DSDV |
充電コネクタ | USB TYPE-C | USB TYPE-C |
「moto g60s」の特徴
スペック仕様は、ミドルレンジクラスになっています。
「5G」は、未対応となっていますが、その他の仕様は、上位クラスとなっており、コストパフォーマンスは、良いと言えます。
システム
- プロセッサーに、MediaTekの、「Helio G95」を採用
- 大容量メモリー「6GB」搭載
- 大容量ストレージ「128」搭載
- 「6.8インチ」ディスプレイで、解像度「2,460×1,080」
- ディスプレイリフレッシュレート「MAX:120Hz」
5Gには対応していませんが、その他に関しては、現在、日本で、人気のある、「OPPO Reno5A」や、「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」と、同等の仕様です。
リフレッシュレート「MAX:120Hz」は、ハイレンジクラスと同等になります。
「moto g60」と違い、「MediaTek Helio G95」を採用しているが、総合的な性能としては、「MediaTek Helio G95」の方が、優れています。

カメラ性能
- メイン「6,400万画素」高性能「4眼」カメラ搭載
「moto g60」では、1億800万画素のメインカメラを採用しているが、「moto g60s」では、「6,400万画素」のメインカメラを採用。その分、マクロが増えており、4眼カメラを搭載している。
ミドルレンジクラスとして、十分なカメラスペックを有しており、日本で、人気のある、「OPPO Reno5A」や、「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」と、同等と言える。

バッテリー
- 大容量バッテリー「5,000mAh」搭載
「moto g60」では、「6,000mAh」のバッテリーを搭載。それと比較すると、低めとなっているが、「5,000mAh」は、高容量バッテリーで、他のミドルレンジクラスの「格安スマホ」と比較しても、優れていると言える。
「50W」の、急速充電に対応しており、バッテリー性能としては、「moto g60」を上回っていると言える。
防塵防水
- 「撥水仕様」となており、多少水にぬれても、問題無し。
寸法
- 169.7mm x 75.9mm x 9.6 mm
- 重量:212 g
ディスプレイが、6.8インチと、大きめなので、その分、携帯性は、落ちるが、厚さ9.6㎜、重量212g は、携帯性・デザイン性も、考慮した、スマホと言える。
まとめ
2021年8月から、ブラジルやヨーロッパで発売される、「moto g60s」の仕様スペックを検証してみました。ミドルレンジクラスとしては、上位に位置する、スマホになると思います。
日本での発売は、未定となっていますが、今後の展開に期待したいと思います。
海外のスマホは、独自OSを搭載している事が多い中、純正「Android 11」の搭載は、日本でも受け入れやすい「格安スマホ」と言えます。
残念なのが、「5G」未対応と、おサイフケータイの「FeliCaチップ」非搭載であること。
「OPPO」「Xiaomi」は、対応してきているので、「モトローラ」も、考慮していただけると、ありがたいです。
今後の「モトローラ」からも、目が離せません。
コメント